写真◎スクリーンショット
J1首位の川崎フロンターレは18日のJ1第5節で横浜FCと対戦する。2戦連続スタメンが有力なDF車屋紳太郎は、熊本・大津高の後輩である相手エースとの対決に闘志を燃やしている。
上写真＝オンラインで取材に応じたDF車屋（写真◎スクリーンショット）
前節途中からCBでプレー
11日に行なわれた柏レイソル戦で今季初めてフル出場を果たした車屋。先発出場は昨季のリーグ最終節以来、約7カ月ぶりのことだった。「チームのリズムを崩さないように、という点では久しぶりに緊張感もあった」というが、攻守に安定した働きで3連勝に貢献。「良い内容を出せたのでホッとしている」と胸をなでおろした。
柏戦は左サイドバックで先発したが、負傷交代のDFジェジエウに代わり、前半途中からセンターバックでプレー。「サイドバックでもセンターバックでも両方できる準備はしていた。練習試合でもやっていたので、スムーズに入れたと思う」。大津高の先輩、DF谷口彰悟とのコンビはこれまでも何度か経験しており、息の合った連係で最終ラインをコントロールした。18日の横浜FC戦もセンターバックでの出場が有力で、「自分のプレーの幅を見せられるチャンス」と意気込んでいる。
また、次戦でマッチアップが予想される横浜FCのFW一美和成も大津高出身。5歳差の一美とは「大津の初蹴りで会ったときにちょっと喋るくらい」の関係だが、記者からの「負けたくないか？」との質問には「もちろん」と即答。「彰悟さんも同じように思っているはず」と、谷口とともに先輩の威厳を示すつもりだ。
車屋は故郷熊本の豪雨被害についても触れ、「大変な思いをされている方が多いと思いますし、前の地震でいまだに苦しんでいる人もたくさんいます。今回は大津の後輩の一美とマッチアップするので、熊本の人たちに元気を届けられる良い機会だと思います」と語った。