セレッソ大阪DF丸橋祐介が、切り替えの重要性について語った。7月12日のJ1リーグ第4節で今季公式戦初黒星。それでも18日のサンフレッチェ広島戦に向けて、良い準備ができたと手応えをつかんでいる。

上写真=オンラインで報道陣の質問に答えた丸橋(写真◎スクリーンショット)

攻撃は「もっと精度を上げていける」

 7月4日のJ1リーグ再開初戦から、8日、12日と続いた3連戦について、丸橋祐介は「そこまで疲れることもなく乗り切れたと思う」と振り返った。今季は2月のJ1開幕戦、その前のルヴァンカップも含め、公式戦5試合すべてフル出場。3連戦の最後となった第4節で名古屋グランパスに敗れ、今季初黒星を喫したことを「残念だった」と語りつつ、「残りの2試合は勝ったのでよかった」と、依然として3位につけるチーム状態への手応えを口にしている。

 今季のJリーグは新型コロナウイルスの影響で、今後も厳しい日程が続く。18日からは22日、26日と続く3連戦が再びスタート。最初の3連戦を終え、過密日程になることを実感したという丸橋は、一方で「試合ができることは、うれしいこと。気にしない」と捉えているという。名古屋戦での今季初黒星も「誰も引きずっていない」と語り、「試合もどんどん続く。切り替えて、良い練習ができたと思う」と今週の調整を振り返った。

 再開後の3試合は、ガンバ大阪とのダービーマッチで決めた弾丸ミドルのスーパーゴールなど、1得点2アシスト。攻撃面の現状について丸橋は「できていることは多い」と収穫を挙げつつ、「もっと精度を上げていけるんじゃないか」と課題も見いだしている。「シュートまでは行けているので、最後の精度」と語り、より多くの得点を目指す意気込みを示した。

 18日はアウェーでサンフレッチェ広島と対戦する。「とても堅いチームで、攻守のバランスも良い」と広島を評した丸橋は「難しい試合になると思いますが、自分たちのサッカーをやるだけ。チャンスは少ないかもしれないですが、しっかり物にしていきたい」とコメントし、2試合ぶりの勝利への決意を新たにしていた。