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J1首位の川崎フロンターレは17日、アウェーでの横浜FC戦に向けて前日練習を実施。トレーニング終了後、今季全試合に先発出場しているMF脇坂泰斗がオンラインで取材に応じ、横浜FC戦への意気込みを語った。
上写真=オンラインで取材に応じたMF脇坂(写真◎スクリーンショット)
右サイドの連係に手応え
リーグ再開後3連勝と好調のチームを引っ張るのはプロ3年目の脇坂だ。大卒1年目はプロの壁にぶつかったが、2年目の昨季はリーグ戦18試合出場5得点を記録。今季は新システム4-3-3のインサイドハーフとして開幕から全試合に先発している。
これまでの試合を振り返り、「やってきたことが結果につながっているので、これを続けていきたい」と脇坂。MF家長昭博、DF山根視来とのトライアングルで繰り出す右サイドの攻撃は今季のチームの生命線となっており、「試合をやっていくにつれて連動できてきた。一人ひとりの良さが出せているから、うまく回っているのかな」と手応えを語る。
セットプレーのキッカーも担当し、前節の柏レイソル戦では2ゴールをお膳立て。きょうの練習では見事な直接フリーキックをゴールに突き刺す場面も見られた。「チームメイトから『明日出せよ』と言われたんですけど(笑)、キックの感覚はいいので自信を持って蹴りたい」と、明日の横浜FC戦で今季初ゴールを狙う。
6月6日には学生時代から交際していたパートナーと入籍し、公私ともに充実のときを迎える。「自粛期間に一人暮らしだったら食事とか大変だった思うけど、栄養などを考えて僕を支えてくれたのはありがたかった。それがいまにつながっている」。新妻への感謝を胸に、さらなる活躍を誓った。