J1の浦和レッズは16日、青森山田高のDF藤原優大が2021シーズン新加入選手として内定したことを発表した。

上写真=浦和入りが決まった青森山田高のDF藤原(写真◎小山真司)

先輩に続いて浦和へ

 加入が決まった藤原はクラブを通じ、次のようにコメントした。

「来シーズンから加入することになりました、藤原優大です。小学校からサッカーをはじめましたが、今、その夢が叶い、とてもうれしい気持ちです。多くの仲間、指導者の方々、そして両親に支えられてここまで来ることができました。その感謝の気持ちを忘れてはいけないと思いますし、自分が恩を受けた方々に対して、結果でお返しをしたいと思っています。浦和レッズは、熱いファン・サポーターを含めて、浦和という街が一体となって戦っているという印象があります。そのクラブに自分も加わり、世界で戦えるチームにしていきたいと思っています。覚悟を持ち、埼玉スタジアムでの活躍を目標にがんばります。よろしくお願いいたします」

 2002年6月29日生まれで青森県出身の藤原は、青森山田中から青森山田高に進学すると1年時から出場機会をつかみ、18年度の第97回高校選手権で優勝を経験。2年生となった昨年度はセンターバックとして守備を束ね、2年連続で決勝のピッチに立った。能力の高さは早くから注目され、U-17、U-18日本代表に選出された経験を持つ。

 今季、青森山田高からはMF武田英寿が浦和に加入しており、浦和は同校から2年連続で高卒新人を獲得することとなった。