写真◎J.LEAGUE
J1の柏レイソルは15日、今週末に行なわれるJ1第5節・湘南ベルマーレ戦に向けて非公開練習を行ない、終了後にブラジル人助っ人のMFヒシャルジソンがオンラインで取材に応じた。
上写真=川崎F戦で先発復帰したMFヒシャルジソン(写真◎J.LEAGUE)
「すべての試合が学びの場」
柏はリーグ再開後3連敗と不振に陥っているが、加入2年目のヒシャルジソンは「自粛期間でチームのリズムが一度落ちてしまったので、再開後4、5試合は難しくなると分かっていた」と振り返り、「土曜日(湘南戦)からは間違いなく良くなっていくと思う」と前向きだ。
3連敗の反省点を踏まえ「必要なのは集中力」と語るヒシャルジソン。「FC東京戦も横浜FC戦も同じようにセットプレーでやられ、フロンターレ戦では1、3点目をセットプレーでやられた。J1はレベルが高く、一瞬の隙でやられてしまうことを実感した」。昨季はJ2でリーグ戦35試合に出場したが、J1の舞台は今年が初めて。「すべての試合が学びの場」と、28歳のボランチはさらなる成長に意欲を見せる。
リーグ再開初戦となったFC東京戦では2枚のイエローカードで退場となり、高い授業料を払うこととなったが、先発に復帰した川崎F戦ではファールも減少。昨季J2最多のタックル数を記録したボールハンターは「いかにカードを貰わずにボールを奪うかが課題。チームに迷惑をかけないようにしたい」と名誉挽回を誓う。
18日に行なわれる湘南ベルマーレ戦から本拠地の日立台(三協フロンテア柏スタジアム)にサポーターが戻ってくる。ヒシャルジソンは「選手はサポーターに対してスペクタクルな試合を見せないといけない。湘南戦はサポーターにとっても、チームにとっても大事な一戦になる」と意気込んだ。