写真◎スクリーンショット
J1のセレッソ大阪は7日、オンライン取材を実施。対応したMF藤田直之は、スタジアムに観客が戻る日を待ちわびながらプレーしていると語った。
上写真=G大阪戦ではボランチで先発したMF藤田(写真◎スクリーンショット)
ダービー勝利も一抹の寂しさ
新型コロナウイルスの影響による長い中断期間明けの初戦は、無観客での開催となった。選手の声がスタンドに響く異様な雰囲気の中、C大阪はガンバ大阪とのダービーを2-1で制した。
藤田直之も中盤の底で先発し、フル出場で勝利に貢献。「ガンバとのダービーということで、ただの1試合じゃない重みもある試合だったと思います。そういう試合をものにできてリスタートできたというのは、これからに勢いづけるんじゃないかなと思います」と、二重の喜びをかみしめた。
一方、特別な一戦だからこそ、「ダービーということで、ものすごくいい雰囲気をつくり出してもらえる試合だった。そういう意味でもすごく残念だし、サポーターとともにダービーの勝利を味わいたいなと選手たちも言っていた」。藤田は勝利の瞬間のスタジアムでのサポーターの不在を悲しんだ。
8日の第4節はまだリモートマッチでの開催となるが、今週末からは5000人を上限にスタジアムに観客が入れるようになる予定だ。藤田は、「より気持ちの入ったいいプレーをして、より応援したくなるような、スタジアムに行きたくなるような試合をしたいと思います」と、再会に向けての奮闘を誓った。