写真◎J.LEAGUE
名古屋グランパスは7日、所属するGKランゲラックがPCR検査の結果、新型コロナウイルス感染症の陽性判定を受けたと発表した。なお、現在までに発熱や倦怠感などの症状は見られないが、7日午後から愛知県内の病院に入院している。
上写真=6日にPCR検査を受けていたランゲラック(写真◎J.LEAGUE)
金崎の濃厚接触者ではなく任意の検査で判明
名古屋では今月2日に金崎夢生が新型コロナウイルス感染症の陽性判定により入院した後、濃厚接触者19名についてPCR検査を実施。4日に検査を受けた全員が陰性だったと報告していた。
そして6日にも、選手・スタッフ26人に対して任意のPCR検査を実施した。その結果、ランゲラックに新型コロナウイルス感染症の陽性反応が確認された。これまでのところ、本人に発熱や倦怠感、体調不良等の症状は見られないものの、7日午後から愛知県内の病院に入院した。なお、同検査でランゲラック以外の25人の選手・スタッフはすべて陰性だった。
現在、クラブは保健所とともにランゲラックの濃厚接触者の特定を進めており、まだPCR検査を受けていない選手とスタッフについて、速やかに検査を実施すると発表した。
今季の名古屋の得点源と期待されるFWと守備の要である守護神が陽性反応を受けたことで、リーグ再開に向けた準備に影響が及ぶことは必至だ。Jリーグ側は15日に再開後の日程を発表予定だが、名古屋は二人目の感染者が出たことで、リスタートへの準備がさらに遅れる可能性も出てきた。