Jリーグは5日、臨時理事会を開催。Jリーグ各カテゴリーの開催日程が発表された。J1は7月4日再開し、12月19日(土)に終了。J2とJ3は6月27日再開・開幕し、12月20日(日)までリーグ戦が行なわれる。また、ルヴァンカップは大会方式が大幅に変わることも発表された。

上写真=臨時理事会を終え、オンラインで取材に応じる村井満チェアマン(写真◎zoomスクリーンショット)

FC東京Uー23はJ3参加を辞退

 Jリーグは先般、リーグの再開(開幕)について発表していたが、最終節に日付も発表された。J1リーグは7月4日(土)~12月19日(土)、J2リーグは6月27日(土)~12月20日(日)、J3リーグは6月27日(土)・28日(日)に開幕し、12月20日(日)に日程を終える。対戦カードなど細かな日程については6月15日に改めて発表される。

 なお、再開後しばらくの間は、新型コロナウイルスの感染予防の観点から近隣クラブとの対戦を優先的に実施する予定で、選手交代枠を5名に拡大。交代回数はハーフタイムを除く3回までとなる。
 また、J3ではFC東京U-23が参加を辞退することになった。その理由は新型コロナウイルス感染拡大の影響により試合日程が短期間に集中し、再開後のホームゲーム開催スタジアム確保が困難であるため。これに伴い、参加チームは19から18に変更され、節数も38から34に変更された(1チームあたりの試合数は36から34に減少)。

ルヴァン杯のGSは1回戦総当たりでPOは廃止

 ルヴァンカップでは大会方式が変更となる。主な変更は4点。

(1)グループステージ(GS)、プレーオフステージ(PO)、プライムステージから構成されていた大会方式は、プレーオフステージを廃止し、グループステージを1回戦総当たりのリーグ戦に変更。各グループの1位チームの4チームと2位チームのうちの上位1チームおよびAFCチャンピオンズリーグ出場3チームの計8チームにて1試合制のトーナメント戦によるプライムステージを行う大会方式に変更。なお、すでに開催された第1節の結果の持ち越される。
(2)Bグループの松本山雅FCはグループステージ第2節以降の試合を実施しない。
(3)選手の交代は5名以内(交代回数はハーフタイムを除き3回まで) とする。ただし、延長戦を行なう場合は、その直前の90分間の交代人数と合わせて、最大6名までの選手交代を行なうことができる(延長戦の場合は交代回数も1回追加)
(4)U-21先発ルール(2020年12月31日において満年齢21歳以下の日本国籍選手を1 名以上先発に含める)は適用しない

 (4)について村井満チェアマンは「(リーグ戦が)過密日程となり、あらためてU-21という出場機会を確保しなくても、選手たちの出場機会を確保できると予想されるため、個別の出場枠制度は撤廃した」とその理由を説明した。

6月20日から2週間に1度、PCR検査を実施

 すでに発表している通り、リーグの再開にあたってはJリーグの選手、監督・コーチを対象に唾液検体によるPCR検査を行なう。6月20日から2週間に1度、12月まで定期的に実施する予定で(計14回)、1回の検査数は3,680件に及ぶ。検体採取はクラブ単位で行ない(対象は1クラブ60人)、民間の検査機関に検査を依頼する。

 検査実施の目的はJリーグが新型コロナウイルスの感染源となってしまうリスクを抑え、選手をはじめとする関係者が安心して競技できる前提を整えるため。検査手法や結果を開示し、スポーツ界、医学界に貢献することも想定しているという。

 これら検査の実施は、社会のニーズに対して検査が十分に共有されていることが前提となる。仮に今後、感染の第二波第三波が訪れ、社会全体の検査の供給がひっ迫したと判断される場合には、ただちに定例検査を中止し、検査機会を社会に提供するとした。

 今月2日に金崎夢生の感染が判明し、所属する名古屋グランパスは現在、チーム練習を休止中だ。いまだ予断を許さない状況が続くが、Jリーグは再開に向けて、あらゆる状況を想定しつつ、準備を進めている。