上写真=横浜FMへの加入が発表されたMF天野とDF小池(写真◎GettyImages)
1年ぶりのJリーグ復帰
天野と小池は同日、クラブ公式YouTubeチャンネルのライブ配信にサプライズで登場し、移籍が発表された。2人は経営難で破産宣告を受けたベルギー2部ロケレンに在籍しており、FIFA(国際サッカー連盟)の特例措置によって期間外の移籍が可能となっていた。
クラブによると、2人は4月23日のオンライントレーニングからチームに合流しているという。天野は19年7月に横浜FMからの期限付き移籍、小池は同年8月に柏レイソルからの完全移籍でロケレンに加入。ともに約1年ぶりのJリーグ復帰となる。今季の背番号は天野が39番、小池は25番に決まった。
天野と小池のコメントは以下の通り。
●MF天野純
「ヨーロッパで絶対に成功してやると強い気持ちを持った中で、このような形で復帰する事になってしまい、正直に言うととても悔しい気持ちがあります。しかし、F・マリノスに復帰する事が決まり、気持ちが切り替わり、今は大好きなF・マリノスでサッカーをできる喜びを感じています。この難しいタイミングで受け入れてくれた、F・マリノスには感謝の気持ちでいっぱいです。もちろん、昨年の優勝チームに戻るという意味は理解しています。まずは、チームメイト、コーチングスタッフ、ファン・サポーターの方々に認めてもらえるように、一から頑張っていきたいと思います。まだ自分は優勝の味を知らないので、今年も優勝しましょう!」
●DF小池龍太
「我慢の日々が続く中、F・マリノスサポーターの皆様にこのリリースが少しでも励ましになればと思っています。また、伝統あるビッグクラブの一員になれた事を誇りに思います。これからは『すべてはマリノスのために』。僕の心をトリコロールに染めどんな時も熱く闘い、多くの勝利に貢献したいと思います。サポーターの皆様にスタジアム・練習場でお会い出来ることを楽しみしています!その日まで全員で乗り越えましょう!! 応援宜しくお願いします」