J1の名古屋グランパスは25日、サガン鳥栖よりFW金崎夢生が期限付き移籍で加入することを発表した。金崎は2010年より3シーズン名古屋でプレーしており、7年ぶりの復帰となる。なお、移籍期間は2021年1月31日まで。

上写真=名古屋への加入が決まったFW金崎(写真◎J.LEAGUE)

2010年の優勝メンバー

 名古屋グランパスへの復帰が決まった金崎はクラブを通じ、「名古屋グランパスに関わる皆さま、こんにちは。またサポーターの皆さんと一緒に闘えることを楽しみにしています。応援よろしくお願いします!」と意気込みを語った。

 現在31歳の金崎は2007年に滝川二高から大分トリニータに加入。2010年に名古屋に移籍すると、加入1年目から右ウイングの定位置をつかみ、クラブ初のJ1優勝に貢献した。2013年1月にドニュルンベルク(ドイツ)へ移籍し、ポルティモネンセ(ポルトガル)を経て、2015年2月に鹿島アントラーズに期限付き移籍で加入。シーズン終了後に一度ポルティモネンセに戻ったが、2016年2月に完全移籍で鹿島に再加入し、同年のチャンピオンシップMVPを獲得するなど、J1優勝の立役者となった。その後、2018年7月からサガン鳥栖でプレーし、昨季はチーム最多の7得点を記録するなど攻撃の柱として活躍していた。

 鳥栖の公式サイトでもコメントが発表され、「まずはじめに僕のわがままを聞いてくれた社長、クラブに感謝しています。そして、サガン鳥栖に来て以来、ずっと声援を送り続けてくれたサポーターの皆さん、今までありがとうございました。この度、名古屋グランパスへ期限付き移籍することになりました。今シーズン、僕のユニフォームを着て応援して頂く予定だったサポーターに一番申し訳なく思っています。皆さんには元気、勇気をもっていただけるようなプレーをお見せできるように頑張ってきます!」と、感謝の思いを伝えた。