1月22日、浦和レッズは2020シーズンのチームキャプテンをGK西川周作が務めることを発表した。在籍7年目の守護神が、復活に向けて再出発を切ったチームをけん引する。

上写真=昨季はリーグ戦33試合に出場した西川周作(写真◎J.LEAGUE)

人生初のキャプテン就任

 昨シーズン無冠に終わった浦和は、今季より強化体制を刷新し、チーム再建に向けた「3カ年計画」を発表。2022年シーズンのリーグ優勝に向けて、今季は土台作りの1年となる。

 改革初年度に大役を任されたGK西川周作は、クラブ公式ホームページを通じて、「サッカー人生で初めてのキャプテンという立場になりました。僕らしくポジティブに、チャレンジしていく姿勢でチームの勝利のためにがんばります。これからの長いシーズン、苦しいとき、うれしいときいろんな状況がこの先あると思います。どんなときでも落ち着いて、前向きにチーム一丸となりがんばっていきます! ファン、サポーターのみなさん。今シーズンもどうぞよろしくお願いします」と意気込みを語った。

 西川は14年に広島から完全移籍でチームに加わり、加入1年目から正GKの座を獲得。歴代2位のJ1連続フル出場記録は昨年11月のJ1第30節・鹿島戦でストップしたが(225試合)、今季も不動の守護神として活躍が期待される。

 また副キャプテンも発表され、DF鈴木大輔、MF長澤和輝、MF関根貴大の3人が務める。昨季はMF柏木陽介がチームキャプテン、FW興梠慎三、DF槙野智章が副キャプテンを務めており、体制を一新する形となった。