1月21日、ヴィッセル神戸は2020シーズンの新体制を発表した。併せて背番号も発表され、昨季ダビド・ビジャが背負っていた背番号7、ルーカス・ポドルスキが背負っていた背番号10は空き番号となった。

上写真=2020シーズンのユニフォームは、クラブ史上初のダイヤ柄を採用(写真◎Getty Images)

イニエスタ「ACLは特別なモチベーション」

 アジア王者を目指すヴィッセル神戸が、2020シーズンの新体制を発表した。スローガンは昨季から引き続き、「the No.1 Club in Asia ~ 一致団結 ~」。クラブ初のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)に挑む新シーズンに向けて、トルステン・フィンク監督、主将のアンドレス・イニエスタのコメントも発表された。

「新シーズンが楽しみです。昨シーズンは最後にタイトルを獲得し、最高な形で終える事ができました。2020シーズンはそこから続けていきたいと思います。リーグ戦では他のトップチームと上位で争いたいですし、天皇杯でも結果を残したいですし、ACLでも良いパフォーマンスを皆さんに見せたいです。これはすべて我々が一つとなり、しっかりと仕事をこなせばできることだと思います。その為にはサポーターも欠かせない存在です。皆さんが納得できるシーズンになるように全力を尽くしたいと思います」(トルステン・フィンク監督)

「今シーズンが始まるのをとても楽しみにしています。特にACLでの戦いはみんなにとって特別なモチベーションになるでしょう。シーズン中、きっと難しいときもきます。そんなときは、これまで以上に一致団結し、チームを信じて同じ方向に進むことが大切です。そして、何よりも1日1日を最大限に楽しみましょう。シーズン終わりには皆さんの幸せな顔がまた見られるよう全力で頑張りたいと思います」(アンドレス・イニエスタ)

 また、2020シーズンの背番号も発表され、新加入の菊池流帆(←山口)は17番、山川哲史(←筑波大)は23番、小田裕太郎(←神戸U-18)は41番、ドウグラス(←清水)は49番に決定。昨季限りで現役を引退した元スペイン代表FWダビド・ビジャの背番号7、今月18日に退団が発表された元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキの背番号10は空き番号となった。

 チームは明日22日(水)から始動し、1月26日(日)から2月2日(日)まで沖縄キャンプを実施。2月8日(土)にゼロックス・スーパーカップで横浜F・マリノスと戦い、2月12日(水)にACL・グループステージ初戦でジョホール(マレーシア)と対戦する。

▼監督・スタッフ

監督:トルステン・フィンク
ヘッドコーチ:セバスチャン・ハーン
アシスタントコーチ:マルコス・ビベス
アシスタントコーチ:モラス雅輝
GKコーチ:アレックス
フィジカルコーチ:ニコラ・ヴィドヴィッチ
フィジカルコーチ:咲花正弥

▼選手

1 GK 前川黛也
3 DF 渡部博文
4 DF トーマス・フェルマーレン
5 MF 山口 蛍
6 MF セルジ・サンペール
8 MF アンドレス・イニエスタ
9 FW 藤本憲明
11 FW 古橋亨梧
13 FW 小川慶治朗
14 MF 安井拓也
17 DF 菊池流帆(←山口)
18 GK 飯倉大樹
19 DF 初瀬亮(←福岡/期限付き移籍から復帰)
21 FW 田中順也
22 DF 西 大伍
23 DF 山川哲史(←筑波大)
24 DF 酒井高徳
25 DF 大崎玲央
27 MF 郷家友太
28 GK 吉丸絢梓
30 GK 伊藤元太
31 MF 中坂勇哉(←京都/期限付き移籍から復帰)
33 DF ダンクレー
38 MF 佐々木大樹
41 FW 小田裕太郎(←神戸U-18)
44 DF 藤谷 壮
49 FW ドウグラス(←清水)