第101回全国高校サッカー選手権大会の2回戦、青森山田(青森)対広島皆実(広島)が12月31日にニッパツ三ツ沢球技場で行なわれた。前半からFKやロングスローでチャンスを量産した青森山田が、後半に先制点。追加点は奪えなかったが広島皆実のシュートを1本に抑え、完封勝利で連覇へのスタートを切った。
上写真＝青森山田が広島皆実を下して3回戦に進出（写真◎金子悟）
■2022年12月31日 全国高校サッカー選手権2回戦（@横浜・ニッパツ）
青森山田 1-0 広島皆実
得点者：（青）三橋春希
2大会前に続く完封勝利
2大会前も初戦の2回戦で対戦し、青森山田が2-0で勝っている両者の再戦は、青森山田が前半からFKやロングスローで多くの決定機を作るものの、決められずにスコアレスで後半へ。だが46分にFKのチャンスからDF三橋春希が決め、ついにスコアを動かした。広島皆実の最初のシュートは70分で、これが前後半を通じて唯一のシュート。青森山田は追加点こそ奪えなかったものの、2大会前に続いて完封勝利を収め、連覇に向けて初戦を突破した。