日本サッカー協会(JFA)は5日、現在開催中の第100回全国高等学校サッカー選手権大会に出場していた2チームの関係者から新型コロナウイルスの陽性反応が認められたと発表。いずれのチームもすでに敗退している。

上写真=大会関係者2名から新型コロナウイルス感染症の陽性反応が確認された(写真◎小山真司)

すでに敗退した2チームの関係者

 大会に出場したチーム関係者から新型コロナウイルス感染症の陽性反応が確認された。いずれのチームもすでに敗退しているが、敗退後に体調不良を訴え、その後、陽性が確認された。本大会は、大会が定めた感染対策ガイドラインによって運営されており、現在勝ち残っている4チームの関係者から体調不良等の報告はないという。

 JFAは、検査体制の強化および感染防止対策の徹底により、予定通り準決勝・決勝を開催すると説明。今後も感染拡大防止と安全確保を最優先に、さらなる注意喚起や健康状態の確認に引き続き細やかに取り組むとともに、自治体や保健所、関係当局の方針や行動計画に基づいて迅速に対応していくとしている。