1月2日、東京・駒沢陸上競技場で全国高校サッカー選手権2021の3回戦、東山(京都)対長崎総科大附(長崎)が行なわれた。東山は前半、藤枝康佑のゴールで先制する。長崎総科大附のロングボールを何度も跳ね返し、相手にスキを与えず、逆にスキを見て追加点を重ね、東山が3-0で勝利した。

上写真=東山は藤枝と芦谷の2トップがゴールを挙げ、勝利に貢献した(写真◎小山真司)

■2022年1月2日 全国高校サッカー選手権3回戦(@東京・駒沢)
東山 3-0 長崎総科大附
得点者:(東)藤枝康佑2、芦谷斗亜

全員が与えられた仕事をこなし、東山が勝利

 長崎総科大附のロングボールに対して受け身になってしまった東山。それでも29分、東山がロングスローの流れからのこぼれ球を藤枝康佑が押し込み先制する。後半に入っても長崎総科大附との蹴り合いに付き合う形になってしまった東山だったが、テンポの上がらない長崎総科大附のパス回しを阪田澪哉がカットしてそのまま持ち込みシュート。ポストに当たった跳ね返りを芦谷斗亜が決めて追加点を奪った。79分にも東山がセットプレーから再び藤枝が決めて勝負あり。長崎総科大附にシュートを打たせず、全員が役割を果たしてベスト8進出を決めた。