1月2日、千葉・フクダ電子アリーナで全国高校サッカー選手権2021の3回戦、関東第一(東京B)対矢板中央(栃木)が行なわれた。関東第一が先行するたびに矢板中央が追い付く接戦となったが、終盤に勝ち越した関東第一が初の準々決勝進出を決めた。

上写真=関東第一は78分にFW本間凛が決勝ゴール! 2年連続ベスト4の矢板中央に競り勝ち、初の準々決勝進出(写真◎福地和男)

■2022年1月2日 全国高校サッカー選手権3回戦(@千葉・フクアリ)
関東第一 3-2 矢板中央
得点者:(関)島崎勝也、オウンゴール
    (矢)肥田野蓮治、若松歩、本間凜

終盤に決勝ゴール

 関東第一が6分、ゴール前のこぼれ球をMF肥田野蓮治が蹴り込んで先制したが、矢板中央は24分にDF島﨑勝也がPKを決めて同点。関東第一は27分にMF若松歩が決めて突き放したものの、矢板中央は後半に入って47分、オウンゴールで再び追い付いた。その後は矢板中央の時間帯が続いたが、終盤に流れを引き戻した関東第一は78分、MF肥田野のパスをFW本間凜が決めて三たびリード。今度は追い付かれることなく逃げ切り、初の3回戦進出に続いて初の準々決勝進出を果たした。