1月2日、千葉・フクダ電子アリーナで全国高校サッカー選手権2021の3回戦、宮崎日大(宮崎)対静岡学園(静岡)が行なわれた。静岡学園が前半だけで6得点を奪う猛攻を見せ、8-0の圧勝でベスト8進出を決めている。

上写真=静岡学園(緑)が前半から持ち味を遺憾なく発揮。宮崎日大を寄せつけなかった(写真◎福地和男)

■2022年1月2日 全国高校サッカー選手権3回戦(@千葉・フクアリ)
宮崎日大 0-8 静岡学園
得点者:(宮)なし
    (静)川谷凪2、松永颯汰2、古川陽介、菊池柊哉、玄理吾、持山匡佑

ボール支配率で上回る

 静岡学園は立ち上がりの9分にMF川谷凪が決めて均衡を破ると、12分にはFW松永颯汰が2点目。その後も押し気味に進めて32分以降には4点を追加し、前半だけで6得点を奪って勝利に大きく近付いた。宮崎日大は最終ラインからのビルドアップで懸命に局面を打開しようとしたものの、静岡学園は後半も攻守の切り替えの速さとボール支配率で上回って主導権を渡さず、終盤に2得点を追加して8-0で圧勝した。