12月31日、川崎・等々力陸上競技場で全国高校サッカー選手権2021の2回戦、帝京大可児 (岐阜)対桐光学園(神奈川)が行なわれた。お互いに譲らず1-1で80分を終え、PK戦でも6人目までが成功する展開も、最後は桐光学園が逃げ切って2回戦を突破した。

上写真=桐光学園は71分に同点に追いついて歓喜爆発!(写真◎近藤俊哉)

■2021年12月31日 全国高校サッカー選手権2回戦(@川崎・等々力)
帝京大可児 1-1(PK6-7)桐光学園
得点:(帝)松永悠碁
   (桐)川角歓紀

PK戦も7人目までもつれ込む

 前半を0-0のまま折り返した試合を最初に動かしたのは、帝京大可児だった。61分に松永悠碁がヘッドでループ気味に送り込んで先制した。地元神奈川代表の桐光学園も黙っておらず、10分後には同点に。71分、川角歓紀がこちらもヘッドで押し込む同点ゴール。このまま1-1で試合は終わり、勝負はPK戦へ。こちらも両者譲らず、お互いに6人目までがきっちり決めていく。7人目、先攻の帝京大可児が決められず、後攻の桐光学園は7人目も成功、一進一退の攻防に終止符を打った。