12月31日、東京・味の素フィールド西が丘で全国高校サッカー選手権2021の2回戦、奈良育英(奈良)対阪南大高(大阪)が行なわれた。FW鈴木章斗が1人で5得点を挙げるなど、攻撃陣が爆発した阪南大高が8得点で大勝している。

上写真=チーム8点目を決めた鈴木が会心の表情。5得点を挙げる圧巻のパフォーマンスだった(写真◎栗山尚久)

■2021年12月31日 全国高校サッカー選手権2回戦(@東京・西が丘)
奈良育英 0-8 阪南大高
得点者:(奈)なし
    (阪)石川己純2、田中大翔、鈴木章斗5

前半だけでハットトリック

 阪南大高は18分にFW石川己純がこぼれ球を蹴り込んで均衡を破ると、25分にはMF田中大翔が通過点。さらに湘南ベルマーレへの加入が内定しているFW鈴木章斗が28分、38分、40+3分に決め、前半だけでハットトリックを達成した。鈴木は後半にも2点を追加し、5ゴールの大暴れ。奈良育英も何度かゴールに迫る場面を作ったが得点なく、8-0で快勝した阪南大高が、青森山田(青森)と対戦する1月2日の3回戦に駒を進めた。