12月29日、第100回全国高校サッカー選手権1回戦が各地で行なわれた。等々力陸上競技場では、岐阜県代表の帝京大可児と愛媛県代表の今治東が対戦。前半から得点を重ねた帝京大可児が4-1で今治東を下し、初戦を突破した。
上写真＝2アシストを記録するなど攻撃をけん引した帝京大可児の8番・鈴木淳之介（写真◎大賀章好）
■2021年12月29日 全国高校サッカー選手権1回戦（@神奈川・等々力）
帝京大可児 4-1 今治東
得点者:（帝）日置大翔、松永悠碁、宮内俊輔、三品直哉
（今）高須賀陽斗
鈴木淳之介が2アシスト
帝京大可児にとっては理想的な展開だった。立ち上がりは攻めながらもなかなかネットを揺らせない展開となったが、J1湘南に加入内定している鈴木淳之介が躍動。32分にロングスローを頭で触って日置大翔の先制ゴールをアシストすると、40分にもヘディングで松永悠碁のゴールをお膳立て。リードを奪った帝京大可児は後半に入っても勢いを継続し、宮内俊輔が豪快に3点目をスコア。その後、今治東の高須賀陽斗に1点を返されたものの、10番を背負う三品直哉が左足でネットを揺らし、追いすがる相手を突き放す。先制、加点、ダメ押しと理想的な展開で帝京大可児が初戦をモノにした。