第104回全国高校サッカー選手権大会の準決勝が1月10日に行なわれ、鹿島学園(茨城)と流通経済大柏(千葉)が対戦した。序盤から両チームが積極的にゴールを目指すがネットを揺らせず、スコアレスで後半へ。後半も均衡が破れず、PK戦に突入するかと思われたが、後半終了間際、最後の最後に1点をもぎ取った鹿島学園が初の決勝進出を決めた。
上写真=鹿島学園(黄)が流通経済大柏を無失点に抑え、後半終了間際の決勝点で競り勝った(写真◎小山真司)
■2026年1月10日 全国高校サッカー選手権準決勝(@東京・MUFGスタジアム〈国立競技場〉)
鹿島学園 1-0 流通経済大柏
得点者:(鹿)ワーズィージェイヴェン勝
後半終了間際の決勝点
どちらも立ち上がりから、球際で譲らない激しい守備から前線への展開を狙う。鹿島学園はFW伊藤蒼空が右から、MF三浦春人が左からのクロスでチャンスメークを試みるが、流通経済大柏も簡単にはシュートを打たせず、スコアレスのまま試合が進んでいく。
流通経済大柏もセットプレーや個人技で打開を図り、徐々にゴールを迫るシーンを増やした。前半アディショナルタイムにはFW金子琉久がエリア内でヒールパス、FW大藤颯太が右足で狙ったがGKの正面を突き、そのまま前半は0-0で終えた。
後半も一進一退の攻防が続き、なかなか均衡が破れない。流通経済大柏は58分に3人の選手交代を行ない、少しずつボール支配率を高めて攻め込む時間を増やしたが、鹿島学園も集中した守備で対応し、逆にセットプレーでチャンスを作るなど押し込んでいく。
ついにスコアが動いたのは後半終了間際の90分だった。鹿島学園はカウンターで攻め込んだ後も波状攻撃を続けると、流通経済大柏の選手がゴールライン上でクリアしたこぼれ球を、途中出場のFWワーズィージェイヴェン勝が左足で蹴り込み、ついに先制する。
流通経済大柏も何とかゴールをこじ開けようとしたが、鹿島学園が守り切って初の決勝進出。準決勝第1試合を制した神村学園(鹿児島)との決勝は、1月12日(月・祝)14時5分からMUFGスタジアム(国立競技場)で行なわれる。