中国5県の高校新人戦上位校で争われる中国高校新人大会は、3月16日に広島県内各地で2日目が行なわれた。午前中に2回戦、午後に準決勝を消化するタフなスケジュールを勝ち抜いた瀬戸内高と岡山学芸館高が、17日の決勝進出を決めている。

上写真=岡山学芸館高(白)と玉野光南高(青)の岡山県勢同士の準決勝は、岡山学芸館が2-1で逆転勝利(写真◎石倉利英)

『ダブルヘッダー』で2勝

 中国5県の新人戦上位16校(広島は4校、他県は各3校)が参加する中国新人大会。2日目は10時30分から2回戦を戦い、勝ち抜いたチームは15時から準決勝を戦うという、1日2試合の『ダブルヘッダー』で行なわれ、瀬戸内高(広島)と岡山学芸館高(岡山)が2試合に勝利して決勝進出を決めた。
 
 瀬戸内は2回戦で就実高(岡山)を1-0で退けると、準決勝では米子北高(鳥取)と対戦。前半は1-2で折り返したが後半に追い付くと、2-2からのPK戦を制して勝ち上がった。岡山学芸館は2回戦で、昨年まで4大会連続で優勝していた高川学園高(山口)を3-1で退けると、玉野光南高(岡山)との同県対決となった準決勝も2-1で勝ち抜いた。

 決勝は17日に広島市のBalcom BMW 広島総合グランドで13時30分キックオフ。先立って11時からは3位決定戦も行なわれる。

[2日目の結果]
●2回戦
・瀬戸内高(広島) 1-0 就実高(岡山)
・米子北高(鳥取) 2-2(PK5-4)立正大淞南高(島根)
・玉野光南高(岡山) 1-1(PK4-3)広島国際学院高(広島)
・岡山学芸館高(岡山) 3-1 高川学園高(山口)

●準決勝
・瀬戸内高 2-2(PK4-2)米子北高
・岡山学芸館高 2-1 玉野光南高

取材・写真◎石倉利英