中国5県の高校新人戦上位校で争われる中国高校新人大会は、3月18日に広島県内各地で2日目が行なわれた。午前中に準々決勝、午後に準決勝を戦う1日2試合の過密日程を勝ち抜いた高川学園高(山口)と玉野光南高(岡山)が19日の決勝進出を決めている。

上写真=玉野光南高(青)は午前中の準々決勝で瀬戸内高(赤、広島)に勝利。午後の準決勝も勝って決勝に駒を進めた(写真◎石倉利英)

4大会連続優勝か、初優勝か

 中国5県の新人戦上位16校(広島は4校、他県は各3校)によるトーナメント方式で争われる今大会は、3月17日に開幕。2日目の18日は10時30分から準々決勝が行なわれ、勝ち上がると15時から準決勝を戦うという1日2試合の過密日程で争われた。

 準々決勝は大社高(島根)、高川学園高、玉野光南高、米子北高(鳥取)が勝利。準決勝では高川学園が大社を1-0で下し、玉野光南が米子北を0-0からのPK戦の末に退けて決勝進出を決めている。

 19日の最終日は3位決定戦で大社と米子北、決勝で高川学園と玉野光南が激突。今回が15回目となる今大会において、高川学園は第11回、第13回、第14回に続く4大会連続優勝(2020年の第12回大会は新型コロナウイルス感染症の影響で中止)、玉野光南は初優勝を目指す。

[2日目の結果]
●準々決勝
・大社高(島根) 5-3 広島観音高(広島)
・高川学園高(山口) 3-2 作陽高(岡山)
・玉野光南高(岡山) 1-0 瀬戸内高(広島)
・米子北高(鳥取) 1-0 広島国際学院高(広島)

●準決勝
・高川学園高 1-0 大社高
・玉野光南高 0-0(PK5-3) 米子北高

取材・写真◎石倉利英