ガイナーレ鳥取が、福岡・飯塚高のFW髙尾流星(たかお・りゅうせい)の来季加入内定を発表した。2回の練習参加に加えてJエリートリーグでもプレーし、持ち味を発揮したことが評価されてのプロ入りとなった。

上写真=10月の練習参加時の髙尾。その後のJエリートリーグでも好プレーを見せ、加入内定に至った(写真◎石倉利英)

今夏のインターハイ初出場に貢献

 2003年11月20日生まれ、宮崎県出身の髙尾は、地元のヴェントノーバFCのU-12、U-15を経て飯塚高に加入。最終学年となった今年度は同校のエースとして期待を集め、インターハイ(全国高校総体)福岡県予選準決勝では、一昨年度まで(昨年度のインターハイは中止)8年連続出場中だった東福岡高から2得点を奪って2-0の勝利に導く活躍を見せ、全国大会初出場に大きく貢献した。

 鳥取の練習には2回参加し、2回目の際は10月4日のJエリートリーグ・徳島ヴォルティス戦にも先発出場して79分までプレー。得点こそなかったものの、鋭いドリブル突破から惜しいシュートを放ったり、巧みなワンタッチプレーで局面を打開するなど、持ち味を遺憾なく発揮して評価を高めていた。

 クラブを通じて発表された本人のコメントは以下の通り。

「こんにちは。来季からガイナーレ鳥取に加入することになりました髙尾流星です。

 一日でも早くピッチに立ち、得点でチームに貢献できるよう頑張ります。

 日本一のストライカーになります。

 応援よろしくお願いします」