1月の高校選手権を終え、高校サッカーは各地で新チームが始動している。2月は1、2年生だけで臨む初の公式戦、新人戦が各地で開催される時期。2月5日は島根県の1回戦が行なわれ、13チームが初戦を突破した。
上写真=松江西高(白)は粘りの守備で出雲工高を無失点に抑え、2-0で勝利を収めた(写真◎石倉利英)
シード校は6日の2回戦から
1月の高校選手権がシーズン最後の大会となる高校サッカーは、1月から2月にかけて多くの地域で新チームによる初の公式戦、新人戦(新人大会)が行なわれる。選手権予選で敗退し、いち早く新チームがスタートしているところと、選手権出場後に1、2年生のチームづくりが始まったところでは準備期間に差があるとはいえ、新年度のインターハイ予選や選手権予選への試金石となる大会だ。
2月5日からは島根県新人大会が始まり、県内各地のグラウンドで1回戦が行なわれた。出雲工高グラウンドでは松江南高が益田高に1-0で、松江西高が出雲工高に2-0で、三刀屋高が大田高・出雲商高合同チームに1-0で、それぞれ勝利。この日は計13チームが1回戦を突破した。
2回戦は6日に行なわれ、昨年優勝の立正大淞南高、1月の高校選手権に出場した大社高などシード校も登場して全8試合を消化。11日から13日にかけて準々決勝、準決勝、決勝が行なわれ、上位3チームは、中国5県の上位校を集めて3月に広島県で開催される、中国新人大会への出場権を得る。
取材・写真◎石倉利英