上写真=殊勲の決勝点を挙げた星稜の尾﨑(8)
写真◎松田杏子

■2019年1月2日 全国高校サッカー選手権2回戦(千葉・柏の葉)
明秀日立(茨城) 0-1 星稜(石川)
得点者:(星)尾﨑佳洋

河﨑監督の采配ズバリ

「相手の2トップ対策」(河﨑護監督)として、初戦の4バックから3バックにシステムを変えた星稜。前半は風下に立たされながらも、守備が機能して相手にほとんどチャンスを作らせなかった。一方、攻撃面では38分にPKを得るも、明秀日立のGK木村謙一の好守に遭うなど、なかなか先制点を奪えない。風上に立った後半も決定機を決め切れない時間が続いた。それでも、試合終了間際の80+3分、川本虎太郎のクロスに尾﨑佳洋が頭で合わせて、星稜が1点をもぎ取る。直後にタイムアップの笛が鳴り、昨年敗れた明秀日立にリベンジを果たした。