天皇杯 JFA 第106回全日本サッカー選手権大会の予選となる都道府県選手権大会が各地で開催されている。7月26日には鳥取県選手権大会の決勝が鳥取市のAxisバードスタジアムで行なわれ、J3のガイナーレ鳥取と中国リーグのYonago Genki SCが対戦。前半に数度の決定機を逃した鳥取に対し、Yonago Genki SCも惜しいチャンスがあるなど前半はスコアレスで終えたが、後半に2得点を挙げた鳥取が勝って出場を決めた。

上写真=丸谷拓也(28番)を擁するYonago Genki SCは前半に決定機を作るなどジャイアントキリングに迫ったが、鳥取が篠田大輝(9番)の先制点など後半の2得点で振り切った(写真◎石倉利英)

■2025年7月26日 第69回鳥取県サッカー選手権大会 兼 天皇杯 JFA 第106回全日本サッカー選手権大会 鳥取県代表決定戦
ガイナーレ鳥取 2-0 Yonago Genki SC
 得点:(鳥)篠田大輝、藤田一途

後半の2得点で振り切る

 鳥取は立ち上がりの10分、DF荒井涼のクロスをFW三木直土がヘッドで合わせ、相手と競り合ったボールがゴール方向に飛んだが右ポストに当たって決まらず。11分にはDF金浦真樹のクロスをFW篠田大輝がヘッドで合わせたシュートも、わずかに右に外れて決まらない。

 かつてサンフレッチェ広島などで活躍した鳥取県出身のMF丸谷拓也が今季から加入したYonago Genki SCは、ボール支配率で上回られながらも粘り強く守り、カウンターに活路を見いだしてチャンスをうかがう。33分にはDF岩本雄喜がエリア外中央から右足シュート、左ポストに当たったボールは内側にはね返ったが、ゴール前を通過して先制とはならなかった。

 スコアレスで迎えた後半、51分に鳥取が均衡を破る。荒井が中央へ送ったパスを三木が落としたボールを、篠田がワントラップから右足で蹴り込んで先制点を奪った。

 Yonago Genki SCも60分にカウンターからFW中井栞吏がゴールに迫るが、鳥取は金浦が懸命に戻ってブロック。62分にはFW鍛治川友貴の右足ミドルシュートがゴール右を捉えたが、鳥取GK桃井玲がセーブした。

 鳥取は66分の三木の右足シュートがポストに当たるなど2点目が遠かったが、88分に篠田のシュートがクロスバーに当たってはね返ったボールをMF藤田一途がヘッドで押し込んで2点目。苦しみながらもYonago Genki SCを振り切り、天皇杯出場を決めた。

 天皇杯の組み合わせはすでに決定しており、1回戦は8月19日に開催。ガイナーレ鳥取は同日19時から今回と同じAxisバードスタジアムで、8月2日に決定する熊本県代表と対戦する。

取材・写真◎石倉利英