
写真◎Getty Images
AFCチャンピオンズリーグエリート第8節が2月18日に行われ、川崎フロンターレはホームでセントラルコースト・マリナーズ(オーストラリア)と対戦。大幅にメンバーを入れ替えながらもきっちり2−0で勝利を飾り、ラウンド16へ弾みつけた。
上写真=きっちり勝利を飾った川崎フロンターレ。マルシーニョ(中央)、エリソン(右)はゴールを決めた(写真◎Getty Images)
■2025年2月18日 ACLE第8節(@等々力)
川崎F 2−0 CCマリナーズ
得点:(川)エリソン、マルシーニョ
名古屋戦から先発10人を入れ替え
前節、敵地で浦項に4−0の勝利を飾り、ラウンド16進出を決めている川崎Fは、選手を大幅に変更してこの一戦に臨んだ。3日前のJ1・名古屋戦からは先発10人を入れ替えた(連続先発は河原創のみ)。
ゴールマウスを守った安藤駿介は2016年5月25日以来の公式戦出場(Jリーグカップ・仙台戦)。実に8年9ヶ月ぶりのピッチとなったほか、CBコンビも前節やJ1開幕戦で組んだ高井幸大と丸山祐市ではなく、車屋紳太郎とセサル・アイダルで編成。家長昭博も右サイドでスタートから出場するなど、今季ここまで出番のなかった選手たちを先発させた。
均衡を破ったのは、エリソンだ。前半36分、中央でドリブルを仕掛け、ボックス内に進入した山内日向汰が倒され、PKを獲得。これをエリソンが冷静に沈め、川崎Fが先制した。
その後、試合はやや膠着したが、時計の針をしっかり進めた川崎Fは、試合終了間際の90+8分、パトリッキ・ヴェロンの右からのパスに反応したマルシーニョが相手最終ラインの背後でボールを収めてループシュート。2−0としてみせた。
すでに4位以内が確定していた川崎Fだが、勝ち点3を積み上げてリーグステージ全日程を終了。大会では5連勝で、3月に始まるラウンド16に向けて弾みをつけた。
この日の勝利で今季ここまで公式戦は3戦全勝。しかも4−0、4−0、そして2−0と複数得点で無失点。新生フロンターレは素晴らしい結果で2025シーズンをスタートさせている。