第44回サッカーマガジンカップ オープン大会2026(主催・運営:株式会社毎日コムネット、後援:株式会社ベースボール・マガジン社)が9月7日に開幕した。今大会もピックアップマッチの『マガ杯MOM(マン・オブ・ザ・マッチ)』を紹介する。青山学院大学理工サッカー部AのMF杉山昂駿は、後半に鮮やかなミドルシュートを決めて逆転勝利に貢献。大学では距離を置こうと思っていたサッカーに再び取り組み、マガ杯での優勝を狙っている。
上写真=中盤の底で攻守に貢献した杉山。3点目となったミドルシュートは鮮やかな一撃だった(写真◎石倉利英)
「同好会でもサッカーはやらないつもりだった」
慶應義塾大学理工学部体育会サッカー部Fとの予選リーグ第1戦、青山学院大学理工サッカー部Aは20分(30分ハーフ)に先制されたものの、前半のうちに2-1と逆転すると、後半に入って36分、勝利に大きく近づく3点目を奪う。キャプテンのMF遠藤圭太がエリア外中央に送ったパスを、杉山がダイレクトで右足シュート。地をはうような強烈な弾道のボールがゴール右下に突き刺さり、3-1とリードを広げた。
チームメイトは「あんなの見たことないよ」と笑っていたが、本人は「狙い通り。何本も決めています」と胸を張る一撃。4-1の勝利につなげて「キャプテンが良い落としをしてくれたので、決めるだけでした」と感謝した。
攻守のつなぎ役となり、フィニッシャーともなったボランチは日大藤沢高(神奈川)出身。高校卒業後は「もともとケガが多かったので、大学では同好会でもサッカーはやらないつもりだった」という。しかし知り合いの先輩がいた縁で現チームと出会い、再びボールを蹴るようになって「楽しいです。続けてよかった」との充実感がある。
先制されて「ちょっと焦った」難しい初戦で鮮やかな逆転勝利。昨年は23位に終わっており(サッカーマガジン杯は出場全チームの順位を決める)、2回目の菅平となる2年生MFは「まずは予選リーグを突破して、良い結果を残せるように頑張りたい」と決意を新たにしていた。
取材・写真◎石倉利英