現地時間7月4日に行なわれた北中米ワールドカップのラウンド16で、開催国の一つであるカナダとモロッコが対戦した。前半はカナダが多くのチャンスを作るなど主導権を握ったが、無失点でしのいだモロッコが後半にセットプレーから先制点。カナダも反撃に転じるが、モロッコが終盤に鮮やかなカウンターで追加点を奪い、ベスト8一番乗りを果たした。

上写真=前半はカナダが勢い良く攻め込んだが、モロッコが後半にチャンスを生かしてベスト8進出を決めた(写真◎Getty Images)

■2026年7月4日 北中米ワールドカップ・ラウンド16(ヒューストン)
カナダ 0-3 モロッコ
得点=(モ)ウナヒ2、ラヒミ

後半にセットプレーで先制点

 立ち上がりからカナダが激しくボールにプレッシャーをかけて相手ゴールに迫り、5分には左からのクロスをつないだボールをJ・デイビッドが狙うが、モロッコGKボノがセーブ。12分にはパスカットからカウンターに転じ、オルワセイがDFをかわして左足で狙うも、またもGKボノのセーブに阻まれた。
 
 モロッコは得点源のサイバリが22分に負傷交代するアクシデントもあり、思うように攻め込めない。両チームが球際の攻防で激しく競り合い、前半だけで6人に警告が与えられる激戦は、そのままスコアレスでハーフタイムを迎えた。
 
 後半、劣勢だったモロッコがセットプレーでスコアを動かす。50分、右サイドで得たFKをハキミがゴール前ではなくエリア外に送り、ウナヒが右足のダイレクトでゴール右下スミに蹴り込んで均衡を破った。
 
 カナダは79分にブキャナンがロングシュートを放つも、またもGKボノの好セーブに阻まれた。モロッコは82分に自陣の深い位置でのボール奪取から一気にカウンターで攻め込み、最後はディアスのパスをウナヒが決めてリードを広げる。さらに後半アディショナルタイムの90+8分にもラヒミがカウンターで3点目。苦しい時間帯を耐えて勝負どころを逃さなかったモロッコが、一番乗りでベスト8進出を決めた。