現地時間7月3日に行なわれた北中米ワールドカップ(W杯)のラウンド32(決勝トーナメント1回戦)で、アルゼンチンとカーボベルデが対戦した。前半にアルゼンチンのメッシが先制点を決め、前回大会から8試合連続ゴールでW杯通算20得点に到達したが、カーボベルデも後半に同点ゴールを奪い、その後は両チーム譲らず延長に突入。延長前半にアルゼンチンが勝ち越すも、カーボベルデも再び追いつく大熱戦は、延長後半にアルゼンチンが決勝点を決め、大健闘のカーボベルデを振り切った。

上写真=延長前半のリサンドロ・マルティネスの勝ち越し点に笑顔を見せるメッシ。この後に再び追いつかれたが、決勝点をアシストした(写真◎Getty Images)

■2026年7月3日 北中米ワールドカップ・ラウンド32(マイアミ)
アルゼンチン 3-2(延長)カーボベルデ
得点=(ア)メッシ、リサンドロ・マルティネス、ロメロ
   (カ)D・ドゥアルテ、S・カブラル

カーボベルデの粘り及ばず

 開始直後から攻め込むアルゼンチンは15分にメッシがエリア内左サイドからシュートを放つも、右に外れて決まらず。メッシは18分にもゴール前でFKを直接狙ったが、カーボベルデGKボジーニャの正面を突いた。
 
 それでも飲水タイム明けの29分、リサンドロ・マルティネスの最終ラインからのロングパスに反応したメッシが、エリア内右サイドで巧みにコントロールしてから、GKボジーニャの上を破る左足シュートでネットを揺らす。前回大会から8試合連続となる今大会7得点目、下記のようにW杯通算では20得点の大台に乗せる先制点で均衡を破った。

 カーボベルデも後半、攻め込んでCKを得るなど反撃を試みる。53分には右からのクロスのこぼれ球をD・ドゥアルテが左足で狙うが、アルゼンチンのGK、E・マルティネスにキャッチされた。それでも勢いは衰えず、59分に右サイドを崩して最後はD・ドゥアルテが決めて同点とした。

 アルゼンチンは63分にゴール前に抜け出したメッシが右足でシュートを放つも、間合いを詰めたGKボジーニャにセーブされた。メッシは73分にもFKを直接狙ったが、やはりGKボジーニャに防がれる。その後は双方にチャンスがあったが2点目は生まれず、15分ハーフの延長に突入した。

 延長前半の92分、アルゼンチンはCKが流れたボールを左サイドで拾ったリサンドロ・マルティネスが、左足でゴール右上に蹴り込んで勝ち越し。だがカーボベルデも103分にS・カブラルがエリア外左サイドから鮮やかなミドルシュートをたたき込み、再び同点とした。

 だがアルゼンチンは延長後半の111分、メッシのCKをロメロがヘッドで合わせると、カーボベルデのボルジェスの頭に当たってオウンゴールで勝ち越し。その後はカーボベルデも三度目の同点ゴールを目指したが、アルゼンチンが今度こそ守り切って勝ち上がった。

●W杯通算得点ランキング(※アルゼンチン-カーボベルデ終了時点)
 1位 20得点 リオネル・メッシ(アルゼンチン)
 2位 18得点 キリアン・エムバペ(フランス)
 3位 16得点 ミロスラフ・クローゼ(ドイツ)
 4位 15得点 ロナウド(ブラジル)
 5位 14得点 ゲルト・ミュラー(西ドイツ)
 6位 13得点 ハリー・ケイン(イングランド)
         ジュスト・フォンテーヌ(フランス)
 8位 12得点 ペレ(ブラジル)
 9位 11得点 クリスティアーノ・ロナウド(ポルトガル)
         ユルゲン・クリンスマン(西ドイツ/ドイツ)
         シャーンドル・コチシュ(ハンガリー)
12位 10得点 ガブリエル・バティストゥータ(アルゼンチン)
         テオフィロ・クビジャス(ペルー)
         グジェゴシ・ラト(ポーランド)
         ゲリー・リネカー(イングランド)
         トーマス・ミュラー(ドイツ)
         ヘルムート・ラーン(西ドイツ)