北中米ワールドカップ(W杯)のグループステージは現地時間6月27日に全試合を終え、決勝トーナメントに進む32チームが決定した。48チームから32チームに絞り込まれる過程で注目された各組3位の成績では、勝ち点4の7チームが突破。勝ち点3のチームではセネガルが唯一の勝ち抜きとなり、イラン、韓国、スコットランドは得失点差で敗退となった。
上写真=ザイール時代も含めて2回目の出場となったコンゴ民主共和国は、第3戦でW杯初勝利を挙げて初の決勝トーナメント進出 (写真◎Getty Images)
イランは最後の最後に脱落
グループステージ最終日はJ組、K組、L組の第3戦が行なわれ、最初に終わったL組では1位のイングランド、2位のクロアチアに加え、3位のガーナも勝ち点4でグループステージを突破。次に終わったK組はコロンビアが1位、ポルトガルが2位となり、ウズベキスタンを下したコンゴ民主共和国が、旧国名のザイール時代、1974年西ドイツ大会以来2回目の出場で悲願のW杯初勝利を挙げ、勝ち点4の3位で決勝トーナメントへと勝ち進んだ。
最後のJ組はアルゼンチンが3連勝で1位通過となったが、2位争いは劇的な結末となった。オーストリアとアルジェリアが2-2で後半終了間際を迎え、引き分けなら両チームとも勝ち抜きとあって、そのまま試合が終わるかと思われたが、90+3分にアルジェリアが3点目を奪う。アルジェリアは勝つと2位で通過、オーストリアは敗れると勝ち点3の3位となり、すでに試合を終えている勝ち点3のイランが得失点差で上回って勝ち上がる状況となった。
だがオーストリアは90+6分に追いつき、3-3として絶体絶命のピンチから生還。オーストリアが2位、アルジェリアは3位で勝ち抜きとなり、イランは最後の最後で脱落となった。結局、勝ち点3の3位で勝ち上がったのはセネガルのみで、イラン、韓国、スコットランドが得失点差で敗退となっている。
ラウンド32(決勝トーナメント1回戦)の組み合わせは以下のとおり。日本時間6月29日早朝の南アフリカ-カナダから、負ければ終わりのトーナメントが始まる。