現地時間6月24日に行なわれた北中米ワールドカップのグループステージB組第3節で、スイスと開催国の一つであるカナダが対戦した。勝った方がグループ首位通過となる直接対決は後半に試合が動き、スイスが2点を先行して優位に進める。カナダも1点を返し、なおも同点、逆転を狙って攻め込んだが、そのまま1点差で逃げ切ったスイスがグループ首位通過。敗れたカナダも得失点差で2位となり、初の決勝トーナメント進出を決めた。

上写真=カナダ(白)が懸命に追いすがったが、1点差で逃げ切ったカナダが勝ってグループ首位通過(写真◎Getty Images)

■2026年6月24日 北中米ワールドカップ・グループステージB組第3節(バンクーバー)
スイス 2-1 カナダ
得点=(ス)バルガス、マンザンビ
   (カ)P・デイビッド

後半に試合が動く

 勝った方がグループ首位通過となる直接対決は、前半からアグレッシブな攻め合いとなった。7分にスイスのエンボロが抜け出してフリーで狙ったが、カナダGKクレポーが好セーブ。カナダも33分にラリンがエリア内左サイドから、41分にもエリア内左サイドからオソリオが狙ったが、どちらもスイスGKコーベルに阻まれた。

 後半開始直後、スイスが試合を動かす。開始わずか40秒過ぎ、右サイドを崩してからのクロスが逆サイドまで流れ、バルガスが右足でニアサイドを破った。さらに57分にはエンボロのポストプレーから右サイドでフリーとなったマンザンビが決め、リードを2点に広げる。

 地元の大声援を受けるカナダは後半の飲水タイム明けの76分に1点を返す。右サイドへのロングボールをサリバが鮮やかなコントロールから折り返し、交代で入ったばかりのP・デイビッドが右足で合わせた。

 終盤はカナダが猛攻を見せたものの、スイスはGKコーベルの落ち着いたセーブなどでしのぎ、そのまま1点差でタイムアップとなり、スイスがグループ首位通過。カナダは敗れたが、勝ち点4で並んだボスニア・ヘルツェゴビナを得失点差で上回り、2位で初の決勝トーナメント進出を決めた。