写真◎Getty Images
FIFAクラブワールドカップ2025の準決勝が現地時間7月9日に行なわれ、パリ・サンジェルマン(フランス)とレアル・マドリード(スペイン)が対戦した。立ち上がりに相手のミスを突いて2点をリードしたパリ・サンジェルマンが、24分までに3-0として大きくリード。その後も高い守備意識を保ってレアルに反撃の機会を与えず、4-0で勝って決勝進出を決めた。
上写真=6分に先制したパリSGは9分、GKとの1対1からデンベレが決めて2-0とする(写真◎Getty Images)
■2025年7月8日 クラブW杯準決勝(@メットライフ・スタジアム)
パリ・サンジェルマン 4-0 レアル・マドリード
得点:(パ)ファビアン・ルイス2、デンベレ、ゴンサロ・ラモス
立ち上がりからゴールラッシュ
開始直後から大きなチャンスを作っていたパリSGは6分、FWドゥエがエリア内にセンタリングを送ると、レアルDFラウール・アセンシオのコントロールが大きくなったミスを突き、FWデンベレがボールを奪取。レアルGKクルトワをかわそうとした突破は阻まれたが、こぼれ球をMFファビアン・ルイスが蹴り込み、早くも均衡を破った。
さらにパリSGは9分、デンベレが前線からプレシャーをかけてレアルDFリュディガーのキックミスを誘い、ボールを奪ってドリブル突破。最後はGKとの1対1を確実に決め、あっという間にリードを広げた。
パリSGの勢いは止まらず、24分には鋭いカウンターからDFハキミがデンベレとのワンツーで右サイドを突破。最後はセンタリングをファビアン・ルイスが決め、前半の半ばまでに3-0とする一方的な展開となった。
レアルも後半にかけて何度かチャンスになりそうな場面を作るが、パリSGは高い守備意識を保ち、ピンチでしっかり帰陣して決定機を与えず。88分にはカウンターからFWゴンサロ・ラモスがダメ押しの4点目を決め、決勝進出を決めた。チェルシー(イングランド)との決勝は日本時間7月14日4時から行なわれる。