FIFAクラブワールドカップ2025のグループステージ第3節が行われ、グループEのインテル・ミラノ(イタリア)とリバープレート(アルゼンチン)が対戦した。互いに譲らず、激しい球際バトルが続く展開となったが、退場者が明暗を分けた。後半、一人少なくなったリバープレートからインテルが2得点。首位通過を決めた。一方のリバープレートは3位に転落し、敗退が決まった。
上写真=先制ゴールを決めたインテルのエスポージト(写真◎Getty Images)
■2025年6月25日 GS3節・E組(@ルーメン・フィールド)
インテル 2−0 リバープレート
得点:(イ)フランチェスコ・エスポージト、アレッサンドロ・バストーニ
インテルは16強でフルミネンセと対戦
後半、リバープレートのDFマルティネス・クアルタが一発退場したことで試合の流れが変わった。それまで激しいバトルを繰り広げながらも、互いに決めきれない展開が続いていた。だが、65分に退場者を出し、リバープレートが10人に戦うことを余儀なくされて、インテルの攻撃が鋭さを増す。
72分、クリスティアン・アスラニの縦パスを受けたペタル・スチッチがボックス手前まで運び、右にパス。19歳のエスポージトがGKの位置を見極め、シュートを決めた。初スタメンだったが、キブ監督の期待に見事に答えてみせた。
その後、リバープレートも反撃に出たが、1人少ない状況はいかんともしがたく、守りに軸足を置くインテルを崩すことはできなかった。
後半アディショナルタイムには、バストーニが勝負を決める追加点をスコア。2−0としたインテルがグループEの首位通過を決めた。一方、リバプレートは他会場でモンテレイが勝利したため、2位から3位に転落。グループステージ敗退が決まった。
なお、ラウンド16でインテルはF組2位のフルミネンセと対戦する(日本時間1日・4時)。