写真◎Getty Images
FIFAクラブワールドカップ2025のグループステージ第3節が行われ、グループFのマメロディ・サンダウンズ(南アフリカ)とフルミネンセ(ブラジル)が対戦した。勝てば突破が決まるマメロディの勢いをうまくいなしたフルミネンセ。試合はドローに終わり、フルミネンセがラウンド16進出を決めた。
上写真=ともにチャンスはあったものの、ネットは揺れず試合は0−0に終わった(写真◎Getty Images)
■2025年6月25日 GS3節・F組(@ハードロックS)
マメロディ 0−0 フルミネンセ
マメロディのシュートを封じたロペス
前節終了時点で勝ち点4の首位フルミネンセと勝ち点3で2位のマメロディの対戦。マメロディは勝てば突破が決まる状況で序盤から積極的に攻めた。
しかし7分に放ったタシュリーク・マシューズのシュートも、その直後に狙ったディバイン・ルンガの左足シュートも、フルミネンセのGKファビオ・ロペスがストップ。冷静かつ集中した守りでフルミネンセはマメロディの攻めをいなしていった。
試合を通じてボール保持率で上回ったのはマメロディの方だった。後半もゴールへのルートを探っていったが、一方でフルミネンセもカウンターからチャンスを作り、ゲーム終盤を迎えても一進一退の攻防が続いた。
それでも最後までネットは揺れず、試合は0−0で終了。引き分けでも勝ち抜けられるフルミネンセがうまくゲームをコントロールした試合と言えるかもしれない。終始リスクを管理しつつ、無理せず攻めたフルミネンセは勝ち点1を手にして1勝2分けで2位通過を決め、何度か好機をつかみながらも得点できなかったマメロディは勝ち点1を積んだものの、1勝1分け1敗の3位で敗退が決まった。