写真◎Getty Images
FIFAクラブワールドカップ2025のグループステージ第3節が行われ、グループDのロサンゼルスFC(アメリカ)とフラメンゴ(ブラジル)が対戦した。前節終了時点ですでにラウンド16進出を決めていたフラメンゴは後半に先制を許したが、すぐさま追いついてドロー。グループDを首位で突破した。
上写真=ロサンゼルスのジルーとフラメンゴのアラウージョ(写真◎Getty Images)
■2025年6月24日 GS3節・D組(@リンカーンFF)
ロサンゼルス 1−1 フラメンゴ
得点:(ロ)デニス・ブアンガ
(フ)ワレシ・ヤン
終盤の2分間でゴールが生まれた
互いにポストを叩く際どいシュートを放つなど、ゴールへの意欲を示したが、スコアは動かず、0−0のまま試合は後半を迎えた。
試合が進む連れてフラメンゴがゴールに迫る機会を増やしていくが、ロサンゼルスのGKウーゴ・ロリスの好守もあってネットは揺れず。スコアレスで決着かと思われたが、試合時間が残り10分を切って、ついにゴールが生まれた。
84分、自陣右サイドでファウルを受けてFKを得たロサンゼルスは素早いリスタートからブアンガが抜け出し、GKとの1対1を制した。この得点はロサンゼルスにとって今大会の初ゴールでもあった。
その2分後だった。フラメンゴがらしい攻撃からゴールを生み出す。ジョルジーニョのパスを受けたワレシ・ヤンがスルスルと中央を突破し、すぐさま同点に追いついた。
試合は1−1のドローに終わった。この結果、フラメンゴは勝ち点7となりグループDを首位で通過。ラウンド16ではC組2位のバイエルンと対戦することになった。一方のロサンゼルスは1分け2敗の成績で最下位に沈み、グループステージ敗退が決まった。