写真◎Getty Images
FIFAクラブワールドカップ2025のグループステージ第3節が行われ、グループCのオークランドシティ(ニュージーランド)とボカ・ジュニアーズ(アルゼンチン)が対戦した。ボカは複数得点で勝利した上で他会場の結果次第でラウンド16進出の可能性もあったが、1−1で引き分け、敗退が決定。オークランドシティも大会初ゴールを記録したものの、1分け2敗で敗退が決まった。
上写真=オークランドシティのグレーとボカのカバーニ(写真◎Getty Images)
■2025年6月24日 GS3節・C組(@ジオディス・パーク)
オークランド・シティ 1−1 ボカ・ジュニアーズ
得点:(オ)クリスチャン・グレー
(ボ)オウンゴール
悪天候で試合は40分あまり中断
先制点まではボカの狙い通りだっただろう。26分、左CKの場面でラウタロ・ディロロがヘディングシュートを放つと、ボールがポストに当たり、オークランドシティのGKネーサン・ギャロフにも当たってゴールイン。記録上はオウンゴールだったが、セットプレーからの得点で均衡を破った。
だが、すぐさまオークランドシティの反撃を浴びる。52分、右CKからグレーのヘディングを決まった。これでスコアは、1−1。そしてこのゴールはオークランドシティにとって大会初得点であり、チームに勇気を与えるゴールになった。
試合が悪天候により40分あまり中断されたため、他会場で行われていたベンフィカ対バイエルンが先に終了。1−0でベンフィカが勝利を収め、ボカはオークランドシティに勝利してもラウンド16に進めなくなった。
それでも最後の最後までゴールを目指し、30本以上のシュートを放ったが、オークランドシティもギャロフを中心に粘り強い守りを見せ、試合は1−1のドローで終了。ボカは2分け1敗、オークランドシティは1分け2敗で大会を去ることになった。