写真◎Getty Images
FIFAクラブワールドカップ2025のグループステージ第3節が行われ、グループBのシアトル・サウンダーズ(アメリカ)とパリ・サンジェルマン(フランス)が対戦した。前節ボタフォゴに敗れたパリSGだったが、地力の差を見せつけて勝利。グループBの首位でラウンド16進出を決めた。
上写真=右CKの流れから放ったビティーニャのシュートが先制点につながった(写真◎Getty Images)
■2025年6月23日 GS3節・B組(@ルーメン・フィールド)
シアトル 0−2 パリSG
得点:(パ)クビチャ・クワラツヘリア、アクラフ・ハキミ
2−0の危なげない勝利
前節、ボタフォゴに敗れ、グループ2位となったパリSGだったが、この一戦に得点を重ねて勝てれば、首位通過も狙える状況だった。シアトルのホームスタジアムでの試合になったが、35分に先制ゴールを手にする。
右CKの場面でヌーノ・メンデスが蹴ったボールがゴール前でこぼれたところを、ビティーニャが右足一閃。シュートはやや枠を逸れたが、クビチャ・クワラツヘリアに当たってゴールイン。均衡を破った。
その後も優位に試合を進めたパリSGは66分に追加点を奪うことに成功する。カウンターから一気にシアトルのゴール前に迫ると、ブラッドリー・バルコラの左クロスを、アクラフ・ハキミが蹴り込んだ。
2点のリードを奪ったパリSGはそのまま試合をクローズさせて、狙い通り首位通過を達成。対するシアトルは3連敗で大会をあとにすることになった。