FIFAクラブワールドカップ2025のグループステージ第2節が行われ、グループGのマンチェスター・シティ(イングランド)とアル・アイン(UAE)が対戦した。前半のうちに3−0とリードしたマンチェスター・Cは後半も3ゴールを追加。アル・アインを寄せ付けず、圧勝でラウンド16進出を決めた。

上写真=先制点を含む2ゴールで勝利に貢献したギュンドアン(写真◎Getty Images)

■2025年6月22日 GS2節・H組(@メルセデスベンツS)
マンチェスター・C 6−0 アル・アイン
得点:(マ)イルカイ・ギュンドアン2、クラウディオ・エチェベリ、アーリング・ハーランド、オスカー・ボブ、ラヤン・シェルキ

ギュンドアンが2ゴール!

 ほとんどの時間、マンチェスター・Cはボールを支配し、アルアインを自陣に押し込んだ。ゴール前を固める相手に対して、左右にボールを振りながらタイミングよく選手が走り込み、パスコースを作ってブロック崩しを狙う。

 さらにミドルシュートや浮き球パス、クロスのスピードと角度を変え、あの手この手で攻略を試みる。マンチェスター・Cの先制点は8分、右CKの流れから逆サイドまで流れてきたボールをギュンドアンがボックス左で拾ってループシュート。GKの頭上を越えてネットを揺らした。

 追加点は27分。エチェベリが直接FKを決める。右足から放たれたボールは壁を越えてゴール右隅に吸い込まれた。

 3点目は前半終了間際だった。左CKの場面でマヌエル・アカンジがラミ・ラビアに倒されてPKを獲得。これをアーリング・ハーランドが決めて前半だけで3−0とした。

 後半もマンチェスター・Cが優勢に試合を進めると、72分にはボックス内に走り込んだギュンドアンがベルナルド・シウバのパスを巧みに収めてそのままシュート。4点差をつけたが、勢いは止まらない。84分にはオスカー・ボブ、89分にはラヤン・シェルキがネットを揺らし、6−0で圧勝。ド派手なゴールショーで連勝を実現し、ラウンド16進出を決めた。一方、アル・アインは連敗でグループステージ敗退が決定した。