写真◎Getty Images
FIFAクラブワールドカップ2025のグループステージ第2節が行われ、グループHのザルツブルク(オーストリア)とアル・ヒラル(サウジアラビア)が対戦した。序盤から互いにゴールを目指したが、最後までネットは揺れず。今夏、セレッソ大阪からザルツブルクに加入した北野颯太は65分から途中出場。CWCデビューを果たした。
上写真=途中出場したザルツブルクの北野颯太(写真◎Getty Images)
■2025年6月22日 GS2節・H組(@アウディ・フィールド)
ザルツブルク 0−0 アル・ヒラル
両GKの好セーブでネットは揺れず
初戦でパチューカに下したザルツブルクと、初戦でレアル・マドリードと引き分けたアル・ヒラルの対戦。前者は勝てば突破が決まり、後者は突破へ前進する試合だった。
ともに序盤からチャンスを生み出したが、ザルツブルクはクリスティアン・ザビシツキ、アル・ヒラルはヤシン・ブヌが最後の砦となってゴールを守った。両GKの好守と集中した守備でチャンスがありつつも、引き締まった試合になっていく。
65分にはオスカル・グロフに代わって北野颯太が登場。大会前にセレッソ大阪から加入したばかりの二十歳の俊英がクラブワールドカップでデビューを飾った。
5−3−2の中盤の左に入った北野は積極的なプレスや仕掛けの姿勢を示したが、チームにゴールをもたらすことはできず。ファウルで相手のカウンターを止めて警告を受けたが、勝利への強い思いを感じさせるプレーだった。
結局、最後までゴールは生まれず、試合はスコアレスドローで決着。ザルツブルクは首位レアル・マドリードと勝ち点4で並ぶ2位となり、最終節は直接対決で突破を目指すこととなり、アル・ヒラルは勝ち点2で最終節のパチューカ戦に突破をかけることになった。
ゴール前で激しい攻防が繰り広げられたがスコアレスドローに終わった(写真◎Getty Images)