FIFAクラブワールドカップ2025のグループステージ第2節が行われ、グループFのマメロディ・サンダウンズ(南アフリカ)とボルシア・ドルトムント(ドイツ)が対戦した。先制したのはマメロディだったが、ドルトムントが怒涛の攻撃で前半のうちに逆転に成功。そのまま逃げ切り、大会初勝利をつかんだ。

上写真=チームの3点目をスコアしたベリンガム(写真◎Getty Images)

■2025年6月21日 GS2節・F組(@TQLスタジアム)
マメロディ 3−4 ドルトムント
得点:(マ)ルーカス・リベイロ、イクラーム・レイナズ、レボ・モティバ
   (ド)フェリックス・ヌメチャ、セール・ギラシ、ジョーブ・ベリンガム、オウンゴール

前半のうちに3ゴール!

 開始11分だった。センターサークル内でパスを受けたルーカス・リベイロがドリブルを開始して中央を突破し、マメロディが先制。いきなりスコアを動かした。

 思わぬ先制パンチを受けることになったドルトムントだったが、直後から怒涛の攻めを見せる。16分に相手GKロンウェン・ウィリアムスのミスパスをダイレクトでヌメチャが蹴り込み同点とすると、34分には敵陣でボール奪取からショートカウンターを発動。最後はギラシがヘディングを決め、逆転に成功した。

 さらに前半終了間際の45分にも右サイドを攻略し、最後はベリンガムがシュートを決めて加点。後半も、59分にキアヌ・キューピドのクロスがDFに当たってゴールイン。オウンゴールで4点目を手にした。

 マメロディも62分にレイナズが1点を返し、2点差に詰め寄ると、70分に3枚替えを実施し、猛追する。試合終了間際にモティバがネットを揺らしたが、同点にすることはできず。ドルトムントが逃げ切り、勝利をつかんだ。