上写真=準決勝に駒を進めた、ふたば未来学園高。昨年のベスト4、富山FCレディース ブルーを4得点で下した(写真◎サッカーマガジン)
トーナメントに入り4強が決定
5月4日の大会2日目は予選リーグの結果をもとに、上位16チームは決勝トーナメント(決勝T)、下位8チームは下位トーナメントを戦った。上位トーナメントは、いよいよ頂点を目指したノックアウトステージに。午前にベスト16、午後に準々決勝を行ない、ふたば未来学園高、松本国際高、JUVEN FC FLOR、松商学園高が準決勝に進出した。
ここまでの勝ち上がりで圧倒的な強さを見せているのが、松本国際高とJUVEN FC FLORだ。松本国際高は予選リーグ2試合、決勝T2試合の計4試合で28得点・1失点。JUVEN FC FLORも、ここまでの4試合で26得点・1失点と、ともに爆発的な攻撃力と堅固な守備力を兼ね備えている。勢いに乗っている2チームと言えよう。
ふたば未来学園高は予選リーグで4失点、決勝Tに入っても、先制しながら一時は追い付かれる試合があるなど守備に課題が見える。だが、準々決勝の相手が昨年ベスト4の富山レディースサッカークラブ ブルーだったことを考えれば、大会を通じてチームに成長の跡が見える。松商学園高はここまでの試合で大差の勝利こそないが、準々決勝ではA.C.ROSSO ZAMA FIORE AをPK戦で破るなど、粘り強さを発揮している。
明日の準決勝のカードは、ふたば未来学園高vs松本国際高、JUVEN FC FLOR vs松商学園高。大会を通じて勢いに乗っているチームが頂点まで駆け上がるのか、それとも粘り強く戦うチーム、成長途上のチームが勝ち上がるのか。明日の大会最終日は、午前中に準決勝、そして決勝は12時30分、菅平高原サニアパークメイングラウンドでキックオフとなる。