写真◎Getty Images
現地28日、カタール・ワールドカップのグループステージ第2戦が行われた。グループHのポルトガルがウルグアイに2-0を下して、連勝。最終節を待たずに2位以内を確定させ、ラウンド16進出を決めた。
上写真=ブルーノ・フェルナンデスを抱き寄せるクリスティアーノ・ロナウド(写真◎Getty Images)
■2022年11月28日 カタールW杯H組(ルサイル)
ポルトガル 2-0 ウルグアイ
得点者:(ポ)ブルーノ・フェルナンデス2
エースの献身、年長者の専心
序盤からペースを握ったのはポルトガルだ。ウルグアイの素早い切り替えにも対応しつつ、ピッチを大きく使って攻め込んでいく。前半はスコアを動かすことができなかったが、後半早々、54分にブルーノ・フェルナンデスがネットを揺らした。
左サイドからクロスを送ると、ゴール前にクリスティアーノ・ロナウドが飛び込んでヘッド。わずかに届かなかったが、ボールをそのままウルグアイのGKセルヒオ・ロシェの横をすり抜ける。ゴールの中へと吸い込まれてポルトガルが先制点を挙げた。
その後、ウルグアイもカバーニに代えてルイス・スアレスを投入するどゴールを取りにいった。しかしネットを揺らせず、逆にアディショナルタイムに入ってポルトガルが追加点をマークすることになった。B・フェルナンデスがボックス内にドリブルで進入する際に、スライディングしたヒメネスの手がボールに当たり、ハンドの判定。PKがポルトガルに与えられる。
これをB・フェルナンデスが自ら沈めて2-0。そのままポルトガルが押し切り、開幕2連勝。エース、C・ロナウドは何度もチームを鼓舞し、先発したCB、39歳のペペもチームのために体を張った。ベテランが若手を盛り上げ、勝利へ注力する姿はチームのまとまりを感じさせる。一丸となって進むポルトガルが早々と決勝トーナメント進出を決めた。