写真◎Getty Images
ガーナが激戦を制した。カタール・ワールドカップで11月28日に韓国とグループステージH組の第2戦で対戦。2点を先行しながら韓国の反撃に遭い、同点に追いつかれる。劣勢かと思われたが、68分にクドゥスが値千金の決勝ゴール。粘る韓国を突き放した。
上写真=モハメド・クドゥスの2得点などでガーナが韓国を破った(写真◎Getty Images)
■2022年11月28日 カタールW杯H組(エデュケーション)
ガーナ3-2韓国
得点者:(ガ)モハメド・サリス、モハメド・クドゥス2
(韓)チョ・ギュソン
際立った決定力
決定力の高さが最後にモノを言った。ガーナが前半に早々と2点を先行し、楽勝ムードが漂ったが、後半に入ってから韓国が猛反撃に転じる。先発起用されたFWチョ・ギュソンが立て続けに2点を奪い、試合を振り出しに戻した。
その後も攻めの手を緩めず、次々とチャンスをつくり出したが、肝心の勝ち越し点を奪えない。すると、68分にガーナが一瞬の隙を突いて反撃に転じ、左サイドからの折り返しをモハメド・クドゥスが冷静に合わせて3-2。粘る韓国を突き放した。
最後は5バックによる強固な防壁を築いて守り抜き、12年ぶりのW杯勝利を飾った。総シュート数で大きく上回ったのは韓国のほう。だが、好機を逃さぬガーナの決定力に軍配が上がった。