3年ぶりとなるサッカーマガジンカップ・オープン大会(通称:マガ杯)は40回目の節目を年を迎えている。大学の準体育会・同好会・サークルを中心に48チームが菅平高原に集結し、9月9日から5日間の熱い試合を戦い抜く。11日の大会3日目からいよいよ順位別トーナメントに入り、1位から32位までを決める決勝トーナメントは1回戦、2回戦を行い、ベスト8が出揃った。
強豪チームを阻んだ「魔のPK戦」
3チームが悲願の初優勝を狙う
9月11日の大会3日目からは、昨日までの予選リーグの結果を受け、いよいよ参加全48チームが全順位を決める新たなステージに入った。上位1位から32位までを決める決勝トーナメントは各チーム2試合を行ない、波乱続出の1回戦、2回戦が終了した。
1回戦では、過去優勝経験のある中央大学サッカー同好会、明治大学体同連サッカー部A、立教大学サッカー愛好会Aが全てPK戦で敗れる波乱があった。この3試合も含め、1回戦では全16試合中6試合がPK戦にもつれ込んだことは、各チームの実力が拮抗していることの証だろう。続く2回戦(ベスト16)でも2試合がPK戦での結末だった。
そんな混戦の決勝トーナメントで目につくのは、過去、優勝経験のない3チームの存在だ。ここ数大会、何度も上位に顔を出しながらも戴冠には手が届かなかった早稲田大学HUMAN F.C. Aは、1回戦を6−0、2回戦を4−0と圧倒的な勝利で勝ち上ってきた。またFC NINDOAも2−0、4−0と攻守ともに充実の内容を見せている。一方、中央大学MAPLEは1−0、2−1と接戦をモノにする粘り強さで初優勝を狙う。
波乱含みの決勝トーナメントを勝ち上がり、ベスト8に名を連ねたチームは以下の通りだ(※五十音順)。
・青理A
・FC NINDO A
・中央大学体同連フースバルクラブA
・中央大学体同連フースバルクラブB
・中央大学MAPLE
・早稲田大学稲穂キッカーズA
・早稲田大学稲穂キッカーズB
・早稲田大学HUMAN F.C. A
明日の4日目は、午前中に準々決勝、午後に準決勝が行われ、いよいよファイナル進出の2チームが決定する。