14日、ワールドカップの大陸間プレーオフ(PO)が行なわれ、北中米カリブ海予選4位のコスタリカと、オセアニア代表のニュージーランドが対戦。開始早々、ジョエル・キャンベルが決めたゴールを守り切ったコスタリカが1-0で勝利を飾り、3大会連続6回目のW杯出場を決めた。本大会では日本と同じグループEに入り、2戦目(11月27日)に対戦する。

上写真=1-0でニュージーランドを下したコスタリカがW杯出場を決めた(写真◎Getty Images)

NZは3度目の正直ならず

 カタールW杯の最後の出場国が決まった。現地14日に行なわれた大陸間プレーオフで、北中米カリブ海予選4位のコスタリカとオセアニア地域代表のニュージーランド(NZ)が中立地カタールで対戦。注目の大一番は、コスタリカが1-0でNZを下した。

 開始3分、左からのクロスをジョエル・キャンベルがシュート。ファーストシュートで大仕事をやってのけた。その後は、ニュージーランドが攻め立て、コスタリカは守備の時間が長くなる。

 前半終了間際にNZのクリス・ウッドが決めた得点はVARで取り消しとなり、後半にはクリス・バルバロスがオンフィードレビューの末に退場に。それでもNZは攻撃の形を作り、ゴールに迫ったが、コスタリカのGKケイラー・ナバスの好守の前にネットを揺らせず。そのまま1-0で試合は終了。コスタリカが粘り強い戦いぶりで勝ち切った。

 NZはこれまでにワールドカップ予選でメキシコ、ペルーと2度のプレーオフに臨み敗れており、今回3度目の正直を目指していた。だが、最後の最後でまたしてもハードルをクリアできず。一方のコスタリカは32番目の出場国となり、3大会連続6回目のW杯出場を決めた。コスタリカは本大会で、ドイツ、スペイン、そして日本と同じグループEに属し、日本とは11月27日、グループステージ第2戦で対戦することが決まった。