FIFAワールドカップ、カタール大会のオセアニア予選の決勝が30日に行われ、ニュージーランドがソロモン諸島に5ー0で圧勝。北中米カリブ海予選4位(=日本時間31日昼頃に決定)との大陸間プレーオフに進出することが決まった。

上写真=ニュージーランドのクリス・ウッド。チームの2点目を決めた(写真◎Getty Images)

プレーオフは6月に開催

 オセアニア予選はニュージーランドが圧倒的な強さで勝ち上がった。2グループに分かれて行われたグループステージでは新型コロナウイルスの影響により、A組ではクック諸島やバヌアツが出場を辞退することになったが、ソロモン諸島とタヒチが勝ち上がり、B組は順当にニュージーランド、そしてパプアニューギニアが突破した。

 2次予選準決勝ではソロモン諸島がパプアニューギニアを3-2、ニュージーランドがタヒチを1-0で撃破。迎えた決勝では、ニュージーランドが圧倒的な強さを披露。ビル・ティロマが2発、クリス・ウッド、ジョー・ベル、マシュー・ガーネットの得点で5-0とし、、ソロモン諸島を下した。

 この結果、ニュージーランドが6月13日(or14日)に予定されている北中米カリブ海予選4位との大陸間プレーオフに臨むことが決定。その勝者が、W杯出場権を得る。なお、北中米カリブ海予選4位チームは日本時間31日に行われる最終節で決定する。