アジアサッカー連盟(AFC)は2022年に開催されるFIFA U-20女子ワールドカップと、U-17女子ワールドカップにおけるアジアからの出場チームを発表。両大会への日本女子代表チームの出場が決定した。

上写真=日本は、2018年のU-20女子W杯で初優勝を飾った(写真◎Getty Images)

大会に向けて準備を進めていく(池田太監督)

 ヤングなでしこ(U-20女子代表)とリトルなでしこ(U-17女子代表)のワールドカップ出場が決定した。これは、W杯の予選として 2022年に行なわれる予定だった『AFC U-20/U-17女子アジアカップ』の中止となり、2019年に行なわれたAFC U-19/U-16女子選手権』での上位チームに出場の権利が与えられたため。

 両大会に臨む指揮官は以下の通りコメントを発表している。

■U-19日本女子代表の池田太監督
「ワールドカップの出場が決定し、うれしく思います。2020 年大会がコロナウイルスの影響で中止となり 4 年ぶりの世界大会でのチャレンジとなります。チームの立ち上げからワールドカップで戦うことをイメージして成長を続けている選手達とともに来年8 月の開催に向かって準備を進めていきたいと思います」

■U-16日本女子代表の狩野倫久監督
「今までの日本の女子サッカーの活躍、U-16・U-17 日本女子代表チームの過去大会の成績により今回の FIFA U-17 女子ワールドカップの出場が決定したことは、今までの育成年代の日本女子代表の成果の賜物であることに、まずは感謝の気持ちです。2021年4月に立ち上げたこのチームは強く・逞しく、そして、アグレッシブに世界の舞台で躍動し、世界チャンピオンになるべく、そこに向け、最も成長するチーム、選手・スタッフとなるよう、日々全力で挑戦していきます」

【大会日程】
■FIFA U-20女子ワールドカップ・コスタリカ2022(2022年8月10日ー8月28日)
アジアからの出場チーム:日本、朝鮮民主主義人民共和国、韓国

■FIFA U-17 女子ワールドカップ・インド 2022(2022年10月11日ー10月30日)
アジアからの出場チーム:日本、朝鮮民主主義人民共和国、インド(ホスト国)