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日本サッカー協会(JFA)は9日、『FIFAクラブワールドカップ』について2021年12月に日本で開催しないことを発表した。国際サッカー連盟(FIFA)と協議を重ね、新型コロナウイルスの感染状況及びそれに伴う現在の開催条件を考慮し、今回の決定に至った。
上写真=延期の末、今年2月にカタールで開催されたクラブW杯2020はバイエルンが優勝した(写真◎Getty Images)
5年ぶりの日本開催を断念
JFAにの説明によれば、FIFAクラブワールドカップは、JFA創立100周年の記念事業の一環としての位置づけもあったが、現時点において、年末の新型コロナウイルス感染の状況は予測し難く、また、観客の人数制限等の様々な制約がある中での開催は非常に困難であるとの結論に達したという。
大会はヨーロッパ王者のチェルシー(イングランド)やアフリカ王者のアルアハリ(エジプト)が出場し、2021年12月9日に開幕。12月19日の決勝まで日本で行なわれる予定となっていた。なお、2021年大会の代替開催地は、FIFAがあらためて発表する。